赤ちゃんの病気に関する知識、対処法を紹介します

循環器・血液系の病気

心臓になんら疾患がないのに聞こえる雑音のことです。 先天性心奇形など心臓に疾患が無いのに、雑音が聞こえるものを機能性心雑音といいます。 乳幼児や健康な若者に見られることが多く、特に新生児期に検診などで、雑音が聞こえるといわれたうちの大半はこれです。
心室の隔壁に孔があいている病気です。 心室中隔欠損症とは、その病名のとおり、左心室と右心室を隔てる壁に孔があいている先天性の心疾患です。この病気は、赤ちゃんの先天性心疾患の25%を占め、一番多くみられるものです。
心房の隔壁に孔があいている病気です。 心房中隔とは、心臓にある4つの部屋(右心房、右心室、左心房、左心室)のうち、下の部分にある右心房と左心房を仕切る壁のことで、この壁に穴が開いた状態が心房中隔欠損症です。先天性心奇形の中の約10%を占めます。
肺動脈弁が狭く血液が通りにくくなる病気です。 肺動脈弁が狭くなっていて、右心室から肺に送り込まれる血液が通りにくくなるため、右心室の負担が大きくなる病気です。
四つの疾患が重なってチアノーゼを起こします。 先天的な心疾患で、「心室中隔欠損」「右心室肥大」「大動脈騎乗」「肺動脈狭窄」の4つの疾患同時に発症し、酸素が体に十分にいきわたらずチアノーゼを起こします。
動脈管が閉じないままになっている病気です。 動脈管は大動脈と肺動脈の間にある血管で胎内いるときは開いていますが、出産後は不要となり、通常は生後2 ~3 日で自然に閉じます。まれに閉鎖が不十分なことがあり、これを動脈管開存症といいます。
原因不明で血管に炎症が起き、心臓に後遺症が残ることもあります。 1967年に川崎富作博士によって発見された病気です。
血小板が減り、出血しやすくなる病気です。 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)とは、血小板の破壊が異常に進むため、血小板の寿命が短くなって、出血しやすくなる病気です。
白血球の中の好中球だけが減少する病気です。 好中球減少症とは赤ちゃんや乳幼児の白血球中の好中球が極端に少なくなってしまう病気です。
乳幼児は、鉄欠乏性貧血がほとんどです。 赤血球に含まれるヘモグロビンは、酸素を体のすみずみに運ぶ役割を果たしています。このヘモグロビンの濃度が、通常より低くなった状態、これが貧血です。
血液の凝固因子が欠乏し出血が止まりにくくなる病気です。 血液を凝固させる因子が欠乏しているため、出血しやすくなる病気です。伴性劣性遺伝形式をとるため、母親を介して男の子にだけ発症します。最近では、母親の保因者診断や胎児の出生前診断が可能になっています。